・熱っぽい（発熱、微熱、悪寒）
・だるい（倦怠感）
・息苦しい（呼吸苦、頻呼吸）
・咳、痰
というような症状がある方で、

「新型コロナウイルス感染」と診断された方と２週間以内に濃厚接触した方は、
最寄りの帰国者・接触者相談センターにご相談ください。
目黒区保健所：03-5722-9089 （平日：９～１７時）

濃厚接触がない
濃厚接触したのかどうか分からない
という方は、
当院にて診察・検査の対応をさせていただきます。
ただし、極力、マスクをしていただいた上で、受診をお願いします。
（マスクを入手できていなくても、受診可能です。）

当院では、
現時点では、PCR検査は受けていただけませんが、

診察、酸素状態確認、採血やレントゲンなどにて、
肺炎の有無、肺炎への進展の可能性を評価させていただきます。
診察結果や検査結果に応じて、
症状に合わせた処方をさせていただき、
必要に応じて、その後の対処方法などをご説明させていただきます。
早期の治療介入により、
肺炎への増悪、重症化の対策に尽力したいと考えております。

なお、一部の解熱剤は、症状を悪化させる恐れがあることが報告されています。
自己判断で、手元にある解熱剤、感冒薬を服用（あるいは中止）せず、
医師や薬剤師にご相談なさってください。

新型コロナウイルス感染症
・８割以上は、感冒症状（一部の方は、無症状）
・１～２割の方は、肺炎になる
・肺炎となった方の一部は入院治療が必要となる。
・入院治療中の肺炎のうち、一部が重症化し、集中治療が必要となる。
ということが、報道されているかと思います。


すなわち、初期の症状では、
「従来の風邪」
「インフルエンザ」等の感染症
「新型コロナウイルス（COVID-19）感染」
の区別は容易ではありません。とはいえ、PCR検査を全例に行えるほど国内の検査体制が整っておらず、検査費用の問題もあります。

ホームページでもお知らせしておりましたが、
新型コロナウイルス感染対策において、
１）感染拡大防止
２）治癒力を高めることで、肺炎への発展を極力防ぐ
３）重症化する可能性のある肺炎への進展を早期の段階で予測・発見し、なるべく早く適切な治療を開始することで、重症化を極力予防する
ということが重要だろうと思われます。

当院では、この地域での新型コロナウイルス感染拡大防止対策としまして、
診察、酸素状態の確認、採血やレントゲンなどにて、肺炎の有無、肺炎への進展の可能性を早期に判断し、CT検査やPCR検査の必要性の評価、入院の必要性の評価などをさせていただき、地域医療における初期治療・振るい分けの役割を担い、肺炎への進展予防、重症化の予防に努めたいと思います。
症状のある方で、濃厚接触したのかが不明の方は、極力、マスクをした上で、受診をお願いします。